岩倉使節団の一員として欧米12ヵ国を歴訪し、帰国後『米欧回覧実記』を編著したことで知られる歴史家・久米邦武。その長子で若くしてフランスで美術を学び、黒田清輝とともに日本近代洋画の基礎を築いた洋画家・久米桂一郎。当館に収蔵の史料や絵画作品から、父子の業績を紹介いたします。